当事務所の基本方針

1.一番にご相談いただける親しみやすい事務所をめざします

 行政書士に限らず、弁護士や司法書士、税理士など、いわゆる「士のつく職業」に、どのようなイメージをお持ちでしょうか?日常的になじみがなく、相談しづらいイメージを持たれている方が多いと思います。
 しかしながら、プロフィールをご覧いただければお分かりかと思いますが、私は、今日に至るまでに、数多くの職を転々としてきました。何しろ大学卒業後、就職が決まらずフリーターだった時期が3年続きましたし、無職だった時期もあります。正直言って「先生」などと呼ばれるのがおこがましいぐらいの経歴です(;^_^。
 そんな私だからこそ、依頼者・相談者の皆様と同じ目線でご質問に耳を傾け、お悩みやご要望を理解し、問題解決に導くために必要なことを一緒に考え、熱意と誠意で取り組むことができます。
 笑顔で明るく物腰のソフトな接遇、軽いフットワークと迅速な対応を心がけ、依頼者、相談者の皆様にとって、お困りの際に一番に相談いただける、親しみやすい事務所をめざします。
 行政書士には、法令により厳格に守秘義務がございます。どんな些細なことでも構いません。安心してお気軽にご相談くださいませ。

 

2.国民の法律コンシェルジュとして、依頼者・相談者と行政との架け橋としての役割を果たせる事務所をめざします。

 意外と指摘されていないことですが、依頼者・相談者の皆様に代わって行政書士が申請・届出を行うことは、依頼者の方々にとってだけでなく、実は行政(官公署)にとっても利便があります。
 確かに、許認可申請や届出は、本人自ら行うことはできますが、その場合、行政の窓口で対応する職員は、その申請を受付けできるようにするための説明を丁寧にしないといけません。
 おまけに、官公署というのは、同じ部署に5年もいれば長いほうだといわれるように、頻繁に人事異動(配置換え・出向)があります。そのため、ご本人が役所に足を運ばれた際、たまたま窓口で対応した職員が異動したての場合は、まさにちぐはぐな状況になるのです。
 昔ほどではありませんが、官公署に行くと、待ち時間が長いと感じることがあると思います。そんな時、行政書士が関与する(ケースが増える)ことで、手続きや審査の流れがスムースになります。
 行政書士は、手続きの円滑な実施に寄与し、あわせて国民の利便に資することを使命とする仕事です。ここでいう国民には、依頼者・相談者の皆様だけでなく、行政(担当部署の職員たち)も含まれているものと考えています。
 行政書士として、国民と行政とのきずなとなれるよう、困ったときに行政書士を活用していただけるよう、日々、努力を重ねてまいります。

 

3.許認可申請手続のプロフェッショナルとして、信頼され、お任せいただける事務所をめざします。

 個人(生活者)として日々の暮らしにせよ、企業としてビジネスを行うにせよ、さまざまな場面で官公署に許認可申請・届出等が必要なケースが多くあります。官公署には、市役所や県庁など、普段、皆様が足を運ぶ機会のあるところだけでなく、警察署や消防署、国の機関など、なじみのないものもあります。
 そのため、窓口に相談に行くのは不安だ、という人や、そもそも平日日中に役所に行く時間がない、ということもあるでしょう。どの官公署に、どんな手続きが、いつまでに必要になるのかわからないし、わかったとしても書類の作成は面倒だ…。そんなときに行政書士を、当事務所をご活用ください。
 お客様にとって煩わしい作業を私共に託すことで、企業様は本業に専念していただくことができますし、個人様は生活者として穏やかな毎日を過ごしていただくことができます。

 

 私は行政書士となるまでずいぶん遠回りをしましたが、今日を迎えるまでの経歴を通して得た引き出しの中には、お客様の目的実現のため必要なことが詰まっているものと考えています。
 言うまでもなく、許可・受理するかどうか?の処分をするのは、申請を受け付ける官公署です。公務員として勤務した経験や、失業保険や職業訓練など行政サービスを利用した経験から体感した、官公署という組織の論理や感覚を、業務に生かしていきます。
 もう一つ、なぜ許認可の申請手続きが必要か?というと、法令に定めがあるからです。そして、それぞれの法令には目的があり、それを達成するためにさまざまな規制があるのです。例えば、私は父の家業(建設業でした)を手伝っていた時期に、業務上必要な資格をいくつか取りましたが、まさにその勉強を通して得た知識に基づいて、官公署の審査・検査なども実施されています。こうした経験も、業務に生かしていきます。
 何より、私自身、求職活動にはそのつど苦戦してきました。履歴書やエントリーシート作り、面接などで、少しでもプラスの材料を積み重ねて、できるだけマイナス材料を補うべく、あれこれ工夫したものです。
 このプロセスは、許認可申請においても同じです。申請者によっては、せっかくプラスの材料(経験や資金が十分)があるのに、事情により書類・資料が用意できない、というケースがあります。そんなとき担当部署と協議して、どう対応するか?が、お客様に代わって申請を行う行政書士の業務の真髄であります。

 

 以上、これらすべての引き出しを総動員して、相談者、依頼者の立場に立って物事を考え、問題解決ができるよう、最適解を見つけ出し、ご提案させていただきます!